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なんちゃって司書のマイクロライブラリー

51歳で司書の資格を取得!図書館の仕事をしながら日々の出来事、気づいたことを綴っていこうかと思っているわけです。

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少し怖かったけど面白かった小説

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■少し怖かったけど面白かった小説
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新聞の広告でこの小説を知りました。

木曜日の子ども


重松清さんの小説ということですぐに購入しました。


重松清さんの作品はすべて読んでいるわけではないのですが、
以前、読んだ重松作品にえらく感動したり、考えさせたりで
けっこう心に残る作品が多く、好きな作家さんということで
どんな内容の小説なんだろう?
とすこしわくわくした気持ちを感じながら期待をして読みました。


しかし読んですぐに背筋が少し寒くなりました。
読む前からこの小説は重いテーマであることが理解りながら読んだのですが
それでも恐怖を感じてしまいました。



それは、過去に起きたリアルな凶悪犯罪が頭の中でオーバーラップしたからで
この本Wの読んだときの表情は、眉間に皺が寄っていたのではないかと思います。



具体的な犯罪事件については避けますが
おそらくこの本を読む多くの人は、複数の事件が頭の中に浮かぶのではないかと思います。


少々過去に起きた犯罪をイメージが残りつつも
読み進めていくと、やはりこの先はどんな展開になるのかと
読んでいてこの小説に惹き込まれていきました。


読み終えて、ラストは少し「うーん・・・」と思えましたけど
全体的には面白い小説でした。


しかし本当にこういう未来が起こったらホント怖い
そして14歳という思春期の子供との付き合いは難しい


と感じた今日この頃です。




木曜日の子ども






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