人気ブログランキングに参加しています♪ 応援してくれれば嬉しいです(^^
人気ブログランキングへ■少し怖かったけど面白かった小説
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新聞の広告でこの小説を知りました。
木曜日の子ども重松清さんの小説ということですぐに購入しました。
重松清さんの作品はすべて読んでいるわけではないのですが、
以前、読んだ重松作品にえらく感動したり、考えさせたりで
けっこう心に残る作品が多く、好きな作家さんということで
どんな内容の小説なんだろう?
とすこしわくわくした気持ちを感じながら期待をして読みました。
しかし読んですぐに背筋が少し寒くなりました。
読む前からこの小説は重いテーマであることが理解りながら読んだのですが
それでも恐怖を感じてしまいました。
それは、過去に起きたリアルな凶悪犯罪が頭の中でオーバーラップしたからで
この本Wの読んだときの表情は、眉間に皺が寄っていたのではないかと思います。
具体的な犯罪事件については避けますが
おそらくこの本を読む多くの人は、複数の事件が頭の中に浮かぶのではないかと思います。
少々過去に起きた犯罪をイメージが残りつつも
読み進めていくと、やはりこの先はどんな展開になるのかと
読んでいてこの小説に惹き込まれていきました。
読み終えて、ラストは少し「うーん・・・」と思えましたけど
全体的には面白い小説でした。
しかし本当にこういう未来が起こったらホント怖い
そして14歳という思春期の子供との付き合いは難しい
と感じた今日この頃です。
木曜日の子ども